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歯列矯正の流れ

お子さんの歯並びが気になってきたら歯科医院へ。子供の矯正(小児矯正)のお役立ち情報をご紹介します。

矯正治療を始める前に知っておきたい基礎知識

歯列矯正の流れ

歯列矯正の流れを知る

歯列矯正を初めてやる人、また検討している人の中には、治療がどのような流れで行なわれるのか、不安を感じている人もいることでしょう。

どんな矯正歯科でも、治療前には丁寧に治療の流れを説明してくれるので、分からないこと、不安なことがあれば、必ずその場で解決するようにしてください。治療中も、何か質問があれば積極的に訪ねてみることが大切です。

ここでは、矯正歯科における歯列矯正の流れについて簡単に説明します。矯正治療に踏み出す第一歩として理解しておきましょう。

歯列矯正の流れとは?

歯列矯正は、一般に次のような流れで行なわれます。

  1. 初診相談(カウンセリング)
  2. 精密検査
  3. 矯正診断
  4. 矯正前の準備
  5. 矯正装置の装着
  6. 保定
  7. 矯正終了

以下、それぞれ具体的に見ていきましょう。

歯列矯正の具体的な流れ

①初診相談(カウンセリング)

歯列矯正を検討して初めてクリニックを訪問したときには、まず初診相談(カウンセリング)が行われます。
歯列の状態を簡単に診て、矯正が必要かどうか、矯正をするとすればどのような装置・治療方法が望ましいか、矯正にかかる期間、矯正にかかる費用などについて、概略的な説明を受けることになります。
患者が高校生以下の場合は、一般に保護者同伴で初診相談を受けることになります。

②精密検査

歯や骨格のレントゲン撮影、顔の写真撮影、歯型の採取などの精密検査が行われます。
歯根を含めて歯列が実際にどのような状態なのか、また、歯列の不具合と骨格との間に関連はあるのかなど、現在の状態を詳細に確認するためです。
骨格に異常が見られた場合には、大学病院などで顎の筋肉の活動量を調べるなど、より精密な検査が行われることがあります。

③矯正診断

精密検査に基づき、歯科医から具体的な治療計画の提案や説明が行われます。
患者に最適と考えられる整列矯正の方法、抜歯の必要性、歯の表に着ける装置と裏に着ける装置の違い、歯列矯正に伴うメリットとデメリットなど、具体的な治療内容が詳細に説明されます。
患者本人、または保護者との徹底したインフォームドコンセントを前提に、最終的には歯列矯正の実行を患者サイドが決定します。

④矯正前の準備

歯列矯正を最適な状態で行なうために、患者の現状に応じて様々な前処置が行われます。具体的には、虫歯の治療、歯周病の治療、治療に必要な抜歯などです。
複雑な親知らずの抜歯などが必要になった場合、クリニックから紹介状を経て大学病院や総合病院で前処置が行われることもあります。
なお、これら前処置は、必ずしもすべてが矯正治療前に行なわれるわけではなく、患者の個々の状態に応じて矯正治療後に行なわれる場合もあります。

⑤矯正装置の装着

患者とのインフォームドコンセントに基づいた歯列矯正治療を開始します。この段階で矯正装置を歯列に装着することになります。
装置の装着について、患者の状態やクリニックの方針により、1度ではなく2度、3度に分けて行われることがあります。治療開始後の痛みを少しでも軽減させるためです。
矯正期間は、おおむね1年半~3年が目安。患者の状態によって、矯正期間は大きく異なります。この期間中、一般に1ヶ月に1度程度のペースで通院し、装置の状態や歯列の確認が行われます。

⑥保定

1年半~3年程度の矯正期間が終了したあとは、保定という期間に入ります。保定とは、矯正が終わった歯列をより安定的な状態に仕上げるための治療です。約1年半~2年半程度、リテーナーという保定装置を歯列に装着します。
保定期間中の通院頻度はクリニックによっても異なりますが、一般に、保定が開始された直後は2ヶ月に1回程度。その後、徐々に期間が長くなっていき、最終的には6ヶ月に1回程度の通院ペースとなります。

⑦矯正終了

矯正治療と保定治療が終わった時点で、歯列矯正が終了となります。
初診相談から矯正終了までの期間は、短い人だと3年程度、長い人だと5年~6年ほどになります。

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