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児島梓先生に矯正治療のインタビュー

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矯正治療歯医者さんにインタビュー

今回インタビューに答えてくれたのはこの方!
児島 梓(コジマ アズサ)先生

児島梓先生
  • はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック 院長
  • 岡山大学歯学部卒業。岡山大学医歯薬学総合研究科・大阪市内歯科医院勤務・はぴねす歯科石橋駅前クリニック勤務を経て、2018年はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック院長に就任。
  • はぴねす歯科緑地公園駅前クリニック
  • https://happiness-ryokuchi.jp/
  • 問い合わせ番号:06-6151-4618
  • 患者さんとのコミュニケーションを大切にした診療を心がけています。お話をじっくり伺って、心配な点や疑問には丁寧に分かりやすくご説明します。お気軽にご相談ください。

先生が、はぴねす歯科緑地公園駅前クリニックの院長にお就きになるまでの経緯を教えていただけますか?

児島梓先生

岡山大学歯学部を卒業後に、岡山大学医歯薬学総合研究科に勤務し、神戸大学医学部附属病院歯科口腔外科で研修医を経験しました。

その後、大阪市内の歯科医院での勤務を経て、はぴねす歯科石橋駅前クリニックに勤務しました。2018年はぴねす歯科緑地公園駅前クリニックの開院に伴って院長に就任し今に至ります。

多くの患者さんから先生が選ばれている理由は何ですか?

「治療が丁寧なこと」「率直に分かりやすく説明していること」だと思います。

歯科医師・歯科矯正医としての技術はもちろん大切ですが、何よりも患者さんに安心して治療を受けてもらうことを重視しています。患者さんのお話をじっくりと伺い疑問や心配事には丁寧に説明をして、患者さんとの信頼関係を作り上げた上で矯正治療に入るように心がけています。

クリニックの患者さんにはどの年代の方が多いですか?

当クリニックでは、年齢にかかわらず子供から中高年の方まで、幅広い世代の患者さんが来院されています。特に多いのは、20代から30代の女性の患者さんです。最近は、就職活動や結婚などの大切なイベントを控えて、口元の印象を良くしたいという理由で来院される方が増えています。

また、小児期からの歯並び・かみ合わせの大切さが広く認識されるようになって、小児矯正を受ける小さいお子さんの患者さんも目立って増えています。

そもそも歯の矯正とはどのような治療をするのでしょうか?

歯の矯正とは、でこぼこの乱ぐい歯・出っ歯・八重歯・すきっ歯・受け口・上下の歯が噛み合わせが悪いといった不正咬合の状態の歯を、矯正装具を使ってキレイな歯並びに整え、歯のかみ合わせを良くするための治療です。

不正咬合の歯は、見た目が気になるだけでなく、でこぼこの歯の間に食べかすや歯垢が残って虫歯・歯周病・口臭が起きやすくなります。また、かみ合わせが悪いと食べ物をちゃんと噛めないので、消化器官に負担がかかります。

歯の矯正治療は、歯や全身の健康のために役立つ治療です。

先生が目指す歯科医師像は?

今以上に、インプラント治療や、美容面にも役立つ施術に力を入れていきたいです。

例えば、歯の治療・矯正といっしょに、年齢が出やすい唇や口周りにヒアルロン酸注射の施術を行えば、さらに口元の美容効果が上がるので患者さんに喜んでいただけます。

これからも、患者さんの要望をしっかり受け止めて、より多くの方に喜んでもらえる歯科医師を目指したいです。

児島梓先生

矯正と一言で言っても、さまざまな治療法がありますよね。どうすれば最適な治療法を選べますか?

ワイヤー矯正かマウスピース矯正かで悩む人も多いですが、それぞれメリットとデメリットがありますので、あまり先入観をもたず医師とよく相談した上で自分に合う治療法を決めることをおススメします。

信頼できる先生なら、患者さんの求める条件や要望などをよく聴いた上で、一人一人に合うプランを提案してくれるはずです。

患者さんにも、最適な治療プランを作るためにお願いしたいことが2つあります。

  • どの範囲の歯をどんな風に治したいか、治療期間・予算などの希望条件について先生にしっかり伝える
  • 患者さんの話をじっくり聴いて納得のいく説明をしてくれる先生を選ぶ

治療プランが決まり矯正治療が始まると、基本的に1か月に1回のペースで通院してもらい、歯の状態のチェックと矯正装具の交換や調整をします。

歯列矯正の期間は、抜歯をする場合には2,3年かかることもあります。

先生の診察時間が極端に短くて、ゆっくりお話が出来ないクリニックでは、患者さんは不安になります。

最適な治療法を安心して受けるためにも、コミュニケーションがしっかりとれ、お互いに目指すゴールを共有できる先生を選ぶことは本当に大切です。

歯列矯正を始めるのに良い年齢はありますか?

矯正治療は、何歳からでも始めることができます。ただ、年齢が若い時の方が歯がよく動くので矯正の効果が出やすいと言えます。

また、閉経後の女性や50代以降の男性は、歯が動きにくく矯正に時間がかかる傾向があります。

矯正治療をしたい方は、なるべく早めに始めることをおススメします。

歯列矯正中に、気を付けたいことはありますか?

矯正治療中は、クリニックでの治療やメンテナンスだけなく、自宅でプラークコントロールを徹底することがとても大切です。

歯垢は、虫歯・歯周病・口臭などの原因になる細菌の塊です。集まれば集まるほど口内環境が悪化してしまいます。

ところが、診察で歯を診ますと、ほとんどの患者さんがしっかり歯磨きしているつもりでも、磨き残しがあることが分かります。

特にワイヤー矯正の場合は、ワイヤーが歯磨きの障害になって歯磨きをした後も食べかすや歯垢が残りやすいので注意が必要です。

矯正治療中に虫歯や歯周病にならないように、歯科衛生士が指導する正しい歯磨き法をマスターして、自宅でのプラークコントロールを徹底していただきたいです。

クリニック選びでこだわるべきところと、妥協してもよいところを教えてください。

児島梓先生

きちんと治療プランを練ることなしに、いきなり高額な料金を提示して契約とローンの話をするクリニックでは心配です。当クリニックでは、治療プランの作成まで無料で行い、患者さんに納得していただいた上で契約をしています。

不安がありましたら、正式な契約をする前に、心配なことや要望を先生に率直に伝えて、どんな対応をしてもらえるか様子をみることも大切でしょう。

また、比較的治療が簡単なマウスピース矯正のみを行うクリニックもありますが、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の両方を行っているクリニックを選ぶと良いと思います。もしもマウスピースの矯正で治療に不具合が生じても、両方の治療に対応できるクリニックなら、途中でワイヤー矯正に切り替えて治すこともできるので安心です。

たくさんある歯科矯正クリニック情報の中で、正しい情報収集の手段はありますか?

一人の患者さんの診察にかける時間についての情報・クチコミは参考にした方が良いと思います。

具体的には、一人の患者さんとの診察に20分以上の時間をとり、しっかり話を聴く方針のクリニックを選ぶことをおススメします。患者さんと真摯に向き合って話を聴き、歯の状態や症状を把握するためには、5分や10分程度の診察時間では十分とはいえません。

それでも、クチコミはあくまで参考程度として、最終的には実際に気になるクリニックに自分で足をはび、先生とお話をしてみるのが一番だと思います。

クリニックによって料金に幅があるのはどういう事情なのでしょうか?

良心的なクリニックであれば、びっくりするような高額な料金が請求されることはないはずです。

歯列矯正にかかる費用のうち、マウスピースなどの技工費は、どこの会社に依頼しても相場の金額をそれほど上回ることはありません。

クリニックによって歯列矯正の料金が異なるのは、それぞれのクリニックが独自に定める料金の違いによります。それ以外に、クリニックのロケーションや設備なども多少は影響しているでしょう。

先生が考える良い矯正歯科医とはどんな先生でしょうか?

矯正治療後のアフターフォローがしっかりしている先生は、信頼できる良い歯科矯正医です。

矯正治療が終了し矯正装具を外した後も、暫くは自宅ケアとクリニックでのメンテナンスは欠かせません。定期的に3か月に1回程度はクリニックで診察を受けることが大切です。

矯正装具をはずした直後は、まだ歯はしっかり固定されていないので、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りという現象が起きます。後戻りを防いで、整えた歯並び・かみ合わせを維持するために、取り外しできるリテーナーという保定装置を歯に装着します。

リテーナーの装着期間には個人差がありますが、少なくとも矯正期間と同じ期間は装着した方が良いといわれています。例えば、矯正に2年かかった方ならリテーナーの装着期間は2~3年位が目安です。後戻りしやすい人ですと、もっと長く装着をすすめることもあります。

1日のリテーナーの装着時間や終了時期は、歯科医が診察時に歯の状態を確認して指示します。初期の頃は、終日装着してもらい、様子をみながら就寝時のみの装着へと徐々に時間を少なくしていき、しっかり固定されたところで卒業、という流れが一般的です。

患者さんが自己判断で装着を中断したり、時間を少なくすると、後戻りで歯が動いてしまう心配があります。後戻りを防ぐため、先生の指示はしっかり守ってほしいです。

また、クリニックで定期的に診察を受ければ、後戻りをしても小さなズレのうちに早めに治せるので、治療費を抑えられるメリットもあります。

ワイヤー矯正かマウスピース矯正かを選ぶ基準

一般的に、抜歯を伴い歯を大きく動かす必要があるケースでは、ワイヤー矯正が向いているといわれています。

矯正の精度や矯正に必要な期間はマウスピースもワイヤーも変わりませんが、歯並びが極端に悪く、歯がマウスピースに収まらない場合は、マウスピース矯正はできません。

また、ワイヤー矯正とマウスピース矯正それぞれに良い点と悪い点や特徴があるので、矯正治療を始める前によく検討しておくことが大切です。

ワイヤー矯正

良い点

目に見えて矯正により歯が動く様子が分かるので、モチベーションにつながりやすい。

自分で外せないので、治療を中断できず最後まで治療を続けやすい

悪い点

付け外しが出来ないので矯正中は口の中が不快。

ワイヤーに食べかすが挟まりやすく、歯磨きなど自宅ケアが大変。

マウスピース矯正

良い点

付けはずしができるので、歯磨きなど自宅ケアがしやすい。

透明なので矯正をしていることに気づかれにくい。

悪い点

付けはずしはできるが、歯磨きや食事時以外は終日装着するので口の中が不快。

取り外しできるので、中断や付け忘れで矯正の効果が落ちる心配がある。

費用

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも費用が高くなることが多いです。マウスピースは矯正の段階に応じて何度も作り直す必要があるからです。矯正終了までに使うすべてのマウスピース費用込みのプランもあります。

矯正にかかる期間

ワイヤー矯正もマウスピース矯正も、矯正にかかる期間は変わりません。

抜歯を伴う矯正の場合は2~3年程度、抜歯しない場合は1~1.5年、部分矯正なら早ければ半年程度です。

ただし、リテーナーの装着期間が同じぐらいの期間必要です。

治療途中で先生やクリニックを変更できますか?

可能ですが、初診に戻ってプランも作り直しになりますし、初期費用から再び発生しますのでコスト面での負担が大きくなります。クリニック選びは慎重にされた方が良いでしょう。

事情があって治療の中断が避けられない場合は、矯正装具を装着したまま暫く治療をお休みすることもできます。

通常は1か月に1回通院してもらい、矯正装具の調整や交換をするのですが、お休み中は患者さんには装具を付けたまま過ごしてもらい、引っ越し先から戻られたら治療を再開します。お休み中は装具を付けたままなら、歯の動きはストップして後戻りはしません。

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